ファッションというと、何万円もするアウターやジーンズ、革靴やスニーカーを購入して、自分の個性を出しながらコーディネートするものというイメージがあります。今回は、その中でも常におまけ的扱いとなっている靴下にスポットを当ててお話ししていきます。
全身、隙なくデザイナーズファッションでまとめた方が、和食割烹で靴を脱ぐ場面で冴えないぼろぼろの靴下を披露して、恥をかくといったケースに、遭遇したことがあります。ちょっと残念ですが、実際のところ目立つ上着やパンツにお金をかけて、靴下は3足1000円といった方も多いのではないでしょうか。または、コーディネートを無視したカラーや柄の靴下を着用して全体的に残念なコーディネートになるケースも少なくありません。私も職業柄、靴下選びでご相談を受けることがあり、意外と悩んでいる方は多いことに気付きました。今回は、特に男性の靴下選びにおいて、外せない3パターンをご紹介していきます。
1)スニーカーソックス、カバーソックスを使ってみる
丈の短いパンツも、増えてきて靴下のチョイスに迷うケースも多いのではないでしょうか。迷ってしまう時には、履かないという選択肢もありです。実際に、素足で靴を履くという意味ではなく、見えないソックスで素足感を出してみるということです。特に、パンツのシルエットが細い場合は、見せないソックスで踝を出してよりスッキリした印象となります。勿論、足を長く見せてしまう効果もあり、おすすめです。また、春夏シーズンは特に涼しげな印象を与えて、コーディネートの季節感演出に一役買ってくれる便利アイテムとなります。ソックスを絶対に見せたくないローファーなど履き込みの浅い靴を履く場合なら、足のつま先と踵に引っ掛けて使用するカバーソックス、スニーカーや履き込みの深い革靴ならスニーカーソックスのほうが靴擦れや不快感もないでしょう。
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2)白を取り入れる
白い靴下は、特に男性の方が敬遠するカラーと言えるでしょう。学生時代を思い出すのか、接客時におすすめしてもピンとこないお客様が多いように感じます。しかし、この白いソックスは案外、侮れないアイテムでうまくコーディネートに取り入れてみると一気に、明るく、清潔感のある装いに変えてくれます。デニムやアーミーパンツに革靴といった男臭いコーディネートの際に、白い靴下を履くことにより、男臭さが軽減されてかなり垢抜けて見えるようになるでしょう。スニーカーとのコーディネートでは、ローテク系のシンプルなデザインのものでしたら、相性良く履けるでしょう。モノトーンのコーディネートにも適していて、全体のバランスを整えてくれます。カジュアル好きの方ならヘビーなリブ素材、ジャケットなど少しドレッシーなコーディネートがお好みの方なら、薄手でリブなしの素材がおすすめです。
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3)差し色を使ってみる
男性の靴下の、代表選手と言えばブラックやチャコールグレー、ネイビーといったスーツに合わせるような濃いカラーが中心でしょう。しかし、この濃いカラーが日常着にはなかなか適さないことが多いことは、意外にも知られていません。特に男性の場合は、一気に野暮ったい印象に見えてしまうので不思議です。そこで、少し上級者テクニックとして、差し色に挑戦してみてはいかがでしょう。足元が映えるカラーとしては、ピンク、レッド、マスタード、サックスブルーはおすすめのカラーです。デニムには、ピンクやレッド、アーミーパンツならマスタードイエローといったカラーは私もよく使う配色です。季節感もありますから、サックスブルーは、ネイビーや白いパンツと合わせて春夏で使用するほうが良いでしょう。また、カーキのパンツにレッドではクリスマス感が出過ぎてしまうので、やはり避けたほうが良いのではないでしょうか。また、差し色ソックスは、シンプルな履き物のほうが良さが出ます。
最初こそ違和感がありますが、慣れてくればコーディネートの中にうまく取り入れていけるでしょう。
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[まとめ]
ここまで、特に男性が履く場合のソックス選びについてお話ししてきました。まず、大前提として靴下は消耗品となります。定期的に買い替えないと、冒頭でお話ししたように大事な時に恥をかいてしまいかねません。しかし、実際にはショップでのお買い物の中でも優先順位はどうしても、低いほうになります。靴下や下着といった目立たないアイテムにお金をかけるのは、抵抗がある方も多いでしょう。そこで、消耗品でどうしても買い足さないといけないケースでは、今回ご紹介したアイテムを一つでも取り入れてみてはいかがでしょう。ひょっとしたら、今まで着る機会のなかったタンスの肥やし達が活躍するキッカケになるかもしれません。
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