丁寧な暮らしを心がけて生活されている方が増えています。その意味合いとしては、手間と時間をかけて生活に潤いを持たせて、心に余裕を持ち暮らしていく生活スタイルのことです。料理や掃除、洗濯などの家事を毎日やらなくてはならない苦行として捉えるのではなく、お気に入りの器具や道具を使うことすによって家事に彩りを添え、楽しい時間に変えていくことができれば長い人生における満足感は雲泥の差となるでしょう。今回のお話は、そんな丁寧な暮らしに欠かせないアイテムである野田琺瑯の保存器具について、おすすめポイントをピックアップしていきます。
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［野田琺瑯とは？］
鉄などの金属の型にガラス釉薬をかけて焼き付けたものを琺瑯と言います。金属の特性である、頑丈さと熱伝導の良さを残しながら、ガラスの持つ非吸着性と見た目の仕上がりの良さを併せ持つ、紀元前から存在する加工製品です。
野田琺瑯は１９３４年の創業以来、琺瑯の製造一筋70年の日本の老舗琺瑯メーカーです。いまだに全ての工程を手作業で行い、高品質の製品を作り続けている日本で唯一のメーカーです。
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１）そのまま食卓に出せる
野田琺瑯のホワイトシリーズは、シンプルなフォルムでその名のとおり、白に統一されたカラーとなっており、保存容器ながら食卓に蓋をとって並べても全く違和感がありません。また、見せる収納としても申し分ありません。常備菜などを一般的なプラスチックの容器で保存している場合、食卓に並べる際には別の容器に移して用意する必要があります。洗い物が増えてしまったり、移し替える手間もかかってしまいます。しかし、プラスチックの保存容器のまま食卓にあげてしまうのは、見た目や気持ち的にも丁寧な暮らしを目指すのであれば避けたい行為でしょう。そんな問題を解決してくれるのが野田琺瑯のホワイトシリーズとなります。私も漬け物や、常備菜の保存に使用したり、弁当箱としても活用していますが、食卓で悪目立ちせず、和、洋いずれの料理や食器に対しても相性が良いので重宝しています。プラスチックの容器がそのまま食卓に出すことが悪であるとは思いませんが、ご自分で作ったり、パートナーが作ってくれた料理なら感謝の気持ちと相応しい衣装で食卓にあげたいと思うのは当然の気持ちでしょう。
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２）直火やオーブンにも対応
琺瑯のやかんや鍋があるように、野田琺瑯の製品ももちろん、直火での加熱に対応しているので直接火にかけて使用できます。また、オーブンでの調理にも使用できるので、オーブンでの調理が終わってアツアツの状態で料理を器ごと食卓に並べることができます。鉄の熱伝導性によって、温かい料理を最後まで温かいままいただくことができるという訳です。逆に、冷製スープやゼリーなどをなるべく素早く冷やしたい場合は、琺瑯の容器に移し替えて冷蔵庫に入れておけば短い時間で食材を冷やすこともできます。我が家でも、オーブンでグラタンやラザニアなどの料理に使用したり、お菓子作りにも大活躍しています。
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３）保存に優れていて洗い物が楽チン
琺瑯はガラスコーティングをした容器である為、表面に傷が付きにくく雑菌が繁殖しにくい特徴があります。そのため、食材の保存容器として広く知られています。また、ガラスは酸や塩分にも強く、鉄やプラスチックとは違い溶けたり、錆びが出たりということもありません。さらに匂い移りもしないので、漬け物や酢漬けの保存には最適と言えるでしょう。プラスチックのタッパーにカレーやミートソースを保存していると、タッパー内部の細かいキズにカレーやトマトソースの成分が入り込んで色が付いて取れなくなってしまうといったケースがあります。野田琺瑯の保存容器では、こういったことが起こることが無くなります。前述したとおり、容器表面を覆うガラスコーティングによって容器にキズがつかない為、色移りすることもなく、汚れがこびりつきにくくなっています。このことによって洗い物をするときの時間のかかり方や力の入れ具合に歴然とした差が生まれます。私は野田琺瑯を弁当箱として、使用することがありますがプラスチックの弁当箱だと、油がなかなかとれず、ヌルヌルした状態になりやすかったのが、琺瑯だと驚くほど簡単に油汚れも落ちて、清潔に使用できるのでとても満足しています。
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［まとめ］
ここまで、野田琺瑯のおすすめポイントについてお話してきました。私が野田琺瑯を知ったのは１５年前で当時購入した製品は、蓋を何回か取り替えましたが未だに現役で活躍していて、その後も用途に合わせて買い足して、我が家の台所のワードローブとなっています。私が一番気に入っているところは、その佇まいです。台所のスタイルを選ばないので、引っ越した先でも必ずその場に馴染んでくれます。台所の目立つ場所にあっても、違和感なく陳列できるのでいくつか購入しても収納の心配がありません。
もちろん琺瑯は、金属の下地である為レンジで使えないことや、落下の衝撃に弱いといった弱点もありますが、それを感じさせないほどに優秀な製品であると言えます。毎日の生活を楽にしてくれるだけではなく、キッチンのステキなインテリアとしても活躍する野田琺瑯の製品は、間違いのない逸品であると言えるでしょう。
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