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柳宗理のプレートとボウルを普段使いする3つのメリット

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随分と昔ですが、はじめてこの製品と出会ったのは、市内のカフェに友人と一緒に出かけた時のことでした。そのカフェで使われているサラダボウルや、取り皿が、柳宗理のセラミックボウルとプレートだったのです。陶器にはない質感、白と黒の2色のみのカラーリングや、モダンなフォルムは私にとって未知との遭遇となりました。
ボウルに盛り付けられてきたサラダは、何の変哲もないただのサラダでしたが、実際の味以上に美味しく感じられたことが今でも忘れられません。今回は、私も愛用している柳宗理のセラミックシリーズを自宅で普段使いするメリットとその魅力についてお話ししていきます。

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[柳宗理というデザイナーについて]

戦後日本のインダストリアルデザインの確立と発展における最大の功労者として、確固たる地位を築いた柳宗理。工業デザインとしての機能性の追求のみに留まらず、視覚に訴えかける芸術性を併せ持つデザインが特徴です。また、普段の生活に溶け込む製品を数多く手掛けて、高度経済成長に湧く日本においてその生活の質を向上させることにも貢献しました。グッドデザイン賞を受賞した製品をいくつも手掛けたことが、その証明であると言えます。没後もその多くのデザインや思想は、国籍や世代を超え人々に愛されて続けています。

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1)軽さと耐久性

まず、使ってみて感じたことは食器自体の軽さです。その素材は、無機物を焼き上げたセラミックと呼ばれています。陶器や磁器のように焼き上げて製品化されており、一般的にセラミックは、耐熱性、耐摩耗性、耐酸化性に優れ、インプラントやスペースシャトルのボディ、瓦や刃物、フライパンなど幅広く私達の生活の中に登場します。食器としてのセラミックは、陶器に比べて圧倒的に軽く耐久性に優れています。また、磁器のように表面が滑らかで汚れなどのこびりつきが出来にくく、洗い物のストレスも少ないと言えます。我が家で使用している製品も20年経ちますが、割れて使えなくなったものは未だに一つもありません。部分的に欠けてしまったものもありますが、日常使いには全く問題なくそれもまた良い味になっています。

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2)デザインと価格

セラミックシリーズのカラーはブラックとホワイトの2色の展開となっています。形は無駄を省いたスクエアなフォルムに、温かみのある流線型によって四つ角を滑らかにしてあります。
ボウルは2サイズ、スクエアプレートは3サイズがあり、それぞれをスタッキングした際に、効率よくまとまり収納のしやすさが追求されています。我が家では、白と黒の両方を同数ずつ購入してきましたので、食器棚に白のコーナー、黒のコーナーがそれぞれあります。集団の美は、眺めるだけでもキッチンでのモチベーションを上げてくれること間違いなしです。また、プレートもボウルも千円台から購入できるので、無理なく集めやすいところも嬉しいポイントです。悪目立ちする存在感がなく、シンプルで毎日の食卓で使用しても飽きがこず、どのような様式のキッチンにも取り入れやすいデザインと、一般的な消費者にも買い揃えやすい価格設定は、柳宗理が工業デザイナーとして日常生活の質を上げる物づくりを目指した思想を見事に製品化していると言えます。

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3)料理を選ばず使える

柳宗理セラミックシリーズの最大の利点とも言えるのは、和食、中華、洋食いずれの料理を盛りつけても違和感がないところです。例えば、お気に入りの和食器があるとします。晩ご飯がパスタのときに、その食器に盛り付けようと思いますか?普通なら、洋食器を使うはずです。柳宗理のセラミックシリーズは、シンプルかつ無国籍の佇まいであるため、前日に肉じゃがを盛り付けて、今日はパスタ、明日はカレーといった具合にジャンルを問わず違和感なく普段使いができます。せっかく揃えた食器なら毎日でも使いたくなるのが当たり前ですが、料理に合わない食器を無理矢理使うのも気が引けるものです。柳宗理のセラミックシリーズは、私も長年愛用していますが、使わない日がないほどの活躍ぶりです。ミニプレートは、取り皿や醤油皿代わりにも使えますし、中サイズのプレートは朝のトーストを入れるのにもピッタリです。ミニボウルは鍋やおでんの取り皿や、晩酌のナッツ入れにも使えます。大きめサイズのボウルは、深さがあるのでシチュー、スープや酢豚といった汁物を入れたりするのにも使いやすいです。また、電子レンジにも対応しているので、中身を移し替えずにそのままラップをかけて冷蔵庫で保存できます。

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[まとめ]

ここまで、柳宗理のセラミックシリーズの中から特にボウルとプレートについてお話してきました。私にとっては、20年前の印象的な出会いで、これらの製品についての興味が湧き、デザイナーについても調べていく内に、購入して使ってみたくなり、現在も普段使いの食器として、毎日のように使用しています。食器なんて安ければなんでも良いという考え方もありますが、お気に入りの食器に盛り付けることで料理自体もより美味しく感じられたり、こんな料理をしてみようという意欲に繋がったりとプラスの効果が期待できます。私も、毎月の給料で少しずつ買い揃えていき、それらが食器棚に整然と並んでいく様子を眺めるのが楽しみでした。私にとって素敵なきっかけを与えてくれた柳宗理のセラミックシリーズの食器を使うようになってからは、カトラリーや、調理器具などの分野も気にするようになり、お気に入りの物を少しずつ増やして丁寧に暮らしていくことに、張り合いを感じるようになりました。これから新生活を始める方、食器を新調しようとお考えの方には、選択肢として検討する価値がある製品としておすすめします。

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